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ウメハラ氏の講演の感想

4月19日に東京アニメ・声優専門学校で行われたプロゲーマー「ウメハラ」氏の講義を聴講してきました。
http://www.anime.ac.jp/event/special_2015_game.html

詳細は以下。


最初に入学説明会からの流れということでウメハラ氏の登場前に簡単な学科についての説明がされていた。
ネット上では「プロのゲーマーになる」ということがほぼ全てという感じに取られていたことで賛否が別れる形となっていた。
だが、今回聞いてみて実際には「実況解説」「イベント運営」「ゲーム開発」といった「プロゲーマー」以外についても
しっかりとやっていくということだった。
何より、声優の専門学校ということもあって、実況解説等しゃべりに関するノウハウはしっかりと持っているので
その辺りに対してはしっかり教えていけるだろうということだった。
また、ゲームに関することだけでなく、一般常識やマナーを教える授業の他に
英語やプログラミングといった通常の授業も行うとのこと。

本題に移る前に今回の講義を聴講しに来ていた層を簡単に書いておく。
だいたい会場には70人ほどの席が用意されており、後ろに記者のような人がカメラを持っていていた。
(席が後ろに追加されたことで80人+記者・スタッフといった感じ)
10代が6割、20代が3割、それ以上が1割といったところ。
女性も3割ほどを占めていた。
入学説明会として行っていた人の他に、在校生も来ていた。


さて、ここからが本題となる。
抜粋する形で記載されている記事は既にあるので、
個人ブログの強みとしてメモした全ての内容を書こうと思う。
恐らく今回の講義の8,9割はあると思う。
基本的には司会の人に振られた話題についてウメハラ氏が話をするという流れ。
なのでこの記事も議題とウメハラ氏の答えという形で記述しようと思う。
(QとAは項目として分けやすいので使っているだけと考えて欲しい。)


Q. プロゲーマーとは
A. 定義が曖昧である。
自分(ウメハラ氏)がプロゲーマー宣言をしたのが2010年で、企業のスポンサーがついたことで
はっきりとプロを名乗ることができるようになった。
ただ、最近は配信等ゲームをしていることで生活をできている人もいて、
そういう人はプロゲーマーではないのかという問題もある。

Q. 仕事内容について
A. 基本は大会に向けての練習がメイン。
野球選手等がCMに出るという仕事をすることはあっても、当然メインにはならないことと同じ。
講演は今まででだいたい10回ほど行い、競書いた著書について(勝ち続ける意志力)がほとんどだった。
今までは30~40代向けで、一般の仕事をしている人に対しても使える内容だった。
今回のように若い人向けなのは初めてなので新鮮だ。
他にも、漫画の監修、ラジオ・雑誌などのインタビュー、ゲームイベントの協力等をしている。
1日だけ会計士になった

Q. 「勝つ」ではなく「勝ち続ける」ことについて
A. 単発の勝ちでは後に続かず、勝ち続けることで大きく意味が変わってくる。
今の時代には競争が大きくなっていて真面目にやっていくだけでは難しいと感じてる。
芸人やオーディションなどと同じで、実績が話を聞いてもらうポイントになる。
(一発屋ではあまり評価されない)

Q. ゲームはルールが変わるがそれでも勝ち続けるには
A. 自分自身が成長し続けることが必要。
大きな成果を出すだけでなく、それにより成長することが必要になる。
成果を出さなければ評価されず、話も聞いてもらえない世界ではあるが、
目先の勝ちだけに飛びつくのではなく一歩引いて成長を目指さないと勝ち続けることはできない。
勝ち続けるには、裏を返せば負け続ける必要があり、自分(ウメハラ氏)も他人より多く負けている。

Q. 成長の実感を得るには
A. 周りと比べているから実感が持てなくなる。
相対的なものしか見えていないとわからなくなるので、自身のリズムを保つことが大事。
目先のものを追うとリズムが崩れてしまうので、自分がやってきたこと・やることを見ていくといい。
前がいるから焦る、後ろがいるから安心するというのでは駄目で、
自身がやるべきことを続けることで強くなっていく。(毎日感謝の4GW超大事)

Q. 成長の壁に対して
A. 変化をすることで成長していくことが出来る。
そうするには意識して自分から変えていく必要がある。
変化をしていく方法の一つで、セオリーをやめて最終的な戦略を考えるということをしたりした。
どうしても現時点で強い戦い方に固執してしまうことがあるが、
変えていかないと次に成長するのに時間がかかってしまう。
変化をするというのは、必ずしもプラスになる戦い方だけではなく、幅を広げることが大事。
成功するものを見つけるために色々試す必要がある。(試したもののほとんどは使えないことが多かった)
先になって以前試したものが生きてくることがある。
(メタの変化などで以前は使えなかったものが使えるものとなる場合がある)
自分(ウメハラ氏)は虱潰しに色々試すタイプで人より失敗は多い。
いつ新しい戦略などに変えていくかが難しい。、
自分(ウメハラ氏)自身は大会中でもいきなり新しいことを試してしまう。
変えていくためにあえて捨てる大会などもある。

Q. 評価を通して信頼を得るということについて
A. ある程度勝っていてもスポンサードのオファーなどが来ないのは
企業などからの信頼・安心感が足りていないからと考えるべき。
(スポンサードし始めた途端負け続ける可能性などがある)
今まではRTSやFPSと比べると賞金が低かったが、
今年は格ゲーにおいて例年より賞金が軒並み高く6千万ほど上乗せされている。
なので今年は勝ちを狙って賞金を獲得していきたい。

【閑話】
by MC
大会運営をしてお金を稼ぐ人が叩かれるということがよくある。
ウメハラ氏が賞金を取りに行くという姿勢を見せることで
少しは変わるかもしれないと期待している。
儲かるとなると色々な人が増えて業界の発展につながるのではないかとも考える。
ただ叩くだけのやつは氏ねばいいのに
【休題】

Q. 仕事について
A. 仕事の幅は年々広がっている。
プロになった初年度は不安だった(食っていける範囲ではあったがそのままだと今後が怖かった)が、
実際には毎年収入は増え続けている。
儲かってるぜアピールをしようと思ったが性に合わなかったからやめた。
(高いアクセサリーを身につけるなど)
物欲があまりないからそういうところにお金を使うというのが出来ない。
現在のゲーム以外の趣味は飲酒ぐらいで
仲間内で飲むときにお金を出すというぐらいでしか使えていない。
プロになるなら見た目とかは意識するべきで、不潔な格好などは絶対にNG。

Q. 個性を出していくにはどうしたらいいか
A. 普段の講演でも多い質問。
誰にでも個性はあるのは当然で、しかしその個々人が持っている個性でも
その中で人から受け入れられる個性を得たいということになる。
自分(ウメハラ氏)も個性を意識して失敗したことがある。
個性的なプレーを目指したが負け続けて勝てなくなってしまった。
その後、そのまま負け続けることが嫌だったから勝つために基本に忠実なプレイを続けていったら
個性的なプレイと言われるようになった。
(本人としては、これって当たり前のプレイだけど、という感じだったらしい)
得た知識、基本をやっていくと個性が失われると思っていたが、
個性的なプレイというのは基本を続けることでようやく発揮されるようになり
受け入れられるようになるものである。
最初から個性的なプレイを目指すことはなかなか出来ず、
ただ変なプレイで目立つことなどはできるがただ目立っているだけ。
誰にでもあるのが個性ではあるが、それを出していくには時間がかかるもので、
基礎をしていくことが大事である。


【アンケートからの回答】
ここからは、会場に来ていた人たちからの質問への回答である。
最初に紙が配られ、そこにウメハラ氏に聞きたいことを記述し、
その中から抜粋して答えるというものだった。

Q. 子供の頃、両親からはゲームをしていることについてどう言われていたか
普通の人と同じく、一日1時間ぐらいにしておけと言われており、
隠れてゲームなどをやっていた。
両親が共働きだったおかげで学校から帰宅後に、
両親が帰宅するまでにこっそりとゲームする時間があった。

Q. ウメハラ氏にとって大切なこと、ものはなにか
人間関係を第一に考えている。
勝負事の世界だから他人を蹴落とすなどということも周りではがあったが、自分はやらないようにしていた。
そのことが勝負事の世界ではマイナスになっていた時もあったが、
今はそれ(蹴落とす等しなかったこと)が生きてきている。
人を道具のようにしている人は一時的に台頭はしても自然と消えていく。
練習などでも協力してくれる人は必要になるし、人間関係が良好な人には自然と情報が集まるので、
嫌われている人は色々な面で不利である。

Q. プロゲーマーになると決めた時の周りの反応
A. 親:やめるタイミングはちゃんと決めているのかと聞かれた。
友達:まぁ頑張ってねといったような消極的な反応
(不安定なことだから強く推すことも出来なかっただろうということ)
当時はあまり良い反応ではなく、親しい人たちからは応援されることはそんなになかったが、
それにより逆にやる気になりここまでやってきた。

Q. ファンからのサインや握手に関して
A. 昔は握手やサインを求められた時に対応するのがあまり好きではなかったが、
今は感謝しているしそういうのが来ると嬉しい。
通常の生活の時でも、空港で荷物検査をしている時にウメハラと気づかれたりして声をかけられることがある。
銀行で手続きをしている時に職員に言われたのは流石にあれだった。
(お金の流れがバレてるよという心境)
負けた直後に写真とかサインを頼まれると煽られてる感があってちょっとあれな気分にはなる。

Q. 学科(e-sports専攻)について
学科については正直わからない。
よく聞くものとして、プロへの一番の近道はゲームをすることではないのかという意見はあるが、
ゲームであっても人とのコミュニケーションは凄く大事。
プロゲーマーになりたいからとゲーム"だけ"をするのは絶対に違う。
人格に問題があったり、人と関わることが出来ないと仕事としてやっていくことはできない。
仕事のための色々な情報が回ってこないことになり、仕事の幅が減ってしまう。
自分(ウメハラ氏)はゲーセンに行くことで人と関わりコミュニケーションがとれた。
ゲーセンが社交場という形になっており、昔はゲームがうまい人は話も面白いことが多かった。
今はコンシューマやPCでもネットでプレイできることで人と関われることが減っていて、
そのせいかオンラインだけでプレイを続けていると、ゲームは上手くなるが話すと微妙なことが多い。
コミュニケーション能力を得たり、人脈を築いていくために学科を使っていくといいと思う。
自分の考えをちゃんと言葉にして言えるようにならないと仕事としてはやっていけない。

Q. 最後に
昔はゲームは周りからはよくないものと言われ逆風だった
今はその中でも色々とやってきたことで、このような場(講演)が設けられたりして
だんだんと敷居が下がってやりやすくはなってきている。
しかし、好きじゃないと絶対にきつくてやっていけなくなるところもあるのも事実である。
逆風ではないとはいえ甘い世界ではないので、この世界でやっていくには覚悟が必要。
ちなみに、成長し続けることなどが出来れば自分(ウメハラ氏)にとってこんなに楽しい仕事はない。



以上。
ただ適当にメモったことを羅列しただけのような内容になったがきちんとした記事は他にもあるから
とにかく量で勝負することにした。
そのうち気が向いたら適度にまとめたりスタクラに絡めた記事を書こうと思う。(書くとは言っていない)
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Author:nazomen
StarCraftに関する日記を書いていく予定です。
大半が愚痴とかぼやきで埋め尽くされるかも。
稀にHPに載せれるほどまとまってない戦術に関することとかも書くかもしれない。

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